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大分市の道の駅たのうららで子育て支援イベント 妊婦支える巨大募金箱も

「幸せな黄色い巨大募金箱」を囲む関係者

「幸せな黄色い巨大募金箱」を囲む関係者

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 おなかの中の赤ちゃんと子育て世帯を支援するイベント「たのうららHAPPY支援」が9月22日、大分市の「道の駅たのうらら」(大分市神崎)で初めて開かれた。

70人の親子が辛麺屋桝元たのうらら店で夕食を楽しんだ

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 主催は大分市でレストラン「トンネルをぬけると…たまりば」を運営するNPO法人「子育て応援レストラン」。経済面などで出産に悩む妊婦を救う「円ブリオ基金」を広める「円ブリオ大分」とたのうららで「辛麺屋桝元」を営む「LogStyle(ログスタイル)」などの協力を得て無償で開いた。

 当日は、事前に応募した70人の親子が参加。生活用品などの支援物資を受け取った後、「ほうき星」「マイサテ・りる」のライブステージを楽しんだ後、桝元が用意した50食分のお子さまランチやカレーなどを味わった。

 イベントの開催は、同NPOの若林優子理事長と円ブリオ大分の熊谷孝子さんが協力して制作した「幸せな黄色い巨大募金箱」がきっかけ。当初は大在にあるレストランに設置していたが、ログスタイルの時松秀豊史社長らの好意で、人出でにぎわう道の駅への「移設」が決まり、併せて支援会も行うことにした。

 募金箱は木製で、幅・奥行き約50センチ、高さ約130センチ。牛乳パックの形状で、目立つように全体を黄色に塗り上げ、底面には移動ができるように車輪が付いている。8月中旬に桝元の食堂エリアに据え、「たまるまで」置いておく。募金箱をお披露目できた熊谷さんは「人目につく場所に置けてうれしい。まずはこうした基金があることを知ってもらえれば」と話す。

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