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大分県立美術館で別府大学卒業制作展 デザインにアニメなど「集大成」34点

27人が34点を出展する別府大学卒業制作展

27人が34点を出展する別府大学卒業制作展

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 別府大学(別府市北石垣)の卒業制作展が2月11日、大分県立美術館OPAM(大分市寿町2、TEL 097-533-4500)の3階展示室Bで始まった。

自分のことを表現した本も(別府大学卒業制作展)

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 文学部国際言語・文化学科芸術表現コースの4年生が表現研究の成果を発表する場で、「絵画」「デザイン」「マンガ」「映像・アニメーション」の各領域を専門とする27人が34点を出展している。

  「デザイン」の内野愛菜さんは、自身が培ってきた価値観や感性をデザインと説明文でつづる本「わたしについて。」を作った。トマトへの思いを赤いカタカナ3文字で表したほか、「旅」「HAND」「日記」など自分にまつわる13の事象について触れている。

 ストーリー漫画を手がけた手嶋茜さんと手柴杏さんは、それぞれパソコン制作でのスキルを磨き、物語に齟齬(そご)がないように情報収集を重ね、集大成となる作品を完成させた。

 竹中実玖さんは「人のつながり」をテーマに9分近いアニメーションを制作。「手の動きをスムーズにするなど見る人の没入感を途切れさせないように仕上げるのが難しかった」と話す。卒業後は広告の仕事に就く予定で「培った技術を生かしたい」。

 開場時間は10時~19時(最終日は16時まで)。観覧無料。今月16日まで。最終日は14時から学生が自分の作品について解説するギャラリートークを行う。

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