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大分市美術館で田中達也ミニチュア展 ブラシが稲に、別府地獄の新作も

絵の具を使っって別府の7地獄を表した「色々な地獄」

絵の具を使っって別府の7地獄を表した「色々な地獄」

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 「MINIATURE LIFE(ミニチュアライフ)展 田中達也 見立ての世界」が7月11日、大分市美術館(大分市上野、TEL 097-554-5800)で始まった。

ブラシを稲に見立てた「田舎ぶらし」

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 日常にある物とジオラマ用の小さな人形を組み合わせて別のモノに見立てる田中さんのオリジナルアート。2011 年から「MINIATURE CARENDER」を始め、毎日作品をインターネット上で発表している。2017(平成29)年、NHKの連続テレビ小説「ひよっこ」のオープニング映像に使用され、注目を集めた。

 同展大分実行委員会の主催。大分開催は4年ぶり2回目。ミニチュア作品と写真パネル合わせて約160点を「スポーツ」「アドベンチャー」「ファミリー」など9ゾーンに分けて展示している。

 絵の具や溶き皿を使って別府の7地獄を表現した「色々な地獄」は大分限定の新作。食品サンプルを使ったトウモロコシのロケットやコッペパンの新幹線なども並ぶ。ブラシを稲に見立て農家の暮らしぶりを表した「田舎ぶらし」、楽譜の畑から音符を収穫する「隠れた名曲を掘り起こす」などタイトルにも遊び心を詰め込んでいる。

 展示作品は写真撮影可能。SNSでシェアもできる。

 開催時間は10時~18時。観覧料は、一般=1,200円、大学生・高校生=900円、中学生以下無料。9月23日まで。7月14日、9月8日・16日は休館。

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