大分・府内町で11月8日、田北文化服飾学院と府内5番街商店街が共同で取り組んだファッションショーが開催された。
同校生の成果発表として毎年同校内で開かれていたファッションショーを、「今年は商店街と共同して街が活性化する新しい取り組みをしたい」と企画された。
それぞれのカラーをテーマに専門学生が、この日のために作った洋服やドレスなど計25点を用意した。学生は自分で作った作品を身に着け、府内5番街に設けられた特設ステージで学生11人、ゲストの子ども3人、ミスユニバース大分大会ファイナリスト3人の計17人がランウェーを歩き会場を盛り上げた。
実行委員長の中野裕介さんは「短い準備期間の中で仲間や先生など全員でこの日に向けて取り組んだ。思っていた以上にたくさんの観客が来てくれてうれしい。いい経験になった」と振り返る。
府内5番街商店街振興組合の藤井副理事長は「共同で何かしたいという話は前から何度かあったが、ようやく実現した。これをきっかけに新しい企画などさらに協力し街を活性化できれば」と期待を寄せる。