大分の産業科学技術センター(大分市高江西1)で12月17日から、「デジタルものづくり専門講座(導入編・実践編)」が開かれる。主催は「ファブラボ大分」(大分市東春日(ハイパーネットワーク社会研究所内)、TEL097-599-3613)
大分県デジタルものづくり人材育成事業の一環として開かれる同講座。新しいモノづくり、デジタルマシンを活用し、自分でほしいものを作る世界的な運動「FabLab(ファブラボ)」を育てるコミュニティーの場として昨年1月に日本で7番目、九州で最初のファブラボとしてオープンした。
今回の講座では、ものづくり体験などを通してデジタルマシンに触れたり、興味を持ってもらったりすることを主としていたこれまで形式とは違い。ビジネスに活用するなどさらに進んだ講義を予定している。講師は現在3Dデジタルツールなどを活用した、新しいものづくりのプロセスや新事業の企画・提案をするケイズデザインラボ社長の原雄司さんと、福岡から全国に向けて3Dプリンターの出力事業を展開するネギプロ社長の松林洋一さんが担当する。
ファブラボ大分マスターの豊住さんは「大分県ではこれまでにない一歩進んだ講座。3Dデジタルやものづくりに興味がある方はぜひ参加して学んでほしい」と参加を呼び掛ける。
講座は17日=13時30分~16時30分、18日=10時~11時30分。申し込みは「ファブラボ大分」まで。