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大分で「進撃の巨人展」、来夏開催へ-実物大の巨人の一部も

2015年8月から開催が決定した「進撃の巨人展」©諫山創・講談社/「進撃の巨人展」製作委員会

2015年8月から開催が決定した「進撃の巨人展」©諫山創・講談社/「進撃の巨人展」製作委員会

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 大分県立美術館(大分市寿町2、TEL 097-533-4500)で2015年8月1日から、「進撃の巨人展」が開催される。

東京・上野の森美術館で開催中の同展

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 「進撃の巨人」は、コミック累計発行部数4200万部(現在1~15巻、講談社刊)を超え、海外でも翻訳版が出版される人気漫画。人間を襲い食べる巨人から身を守るために高い壁に囲まれた土地に人々が暮らす世界で、巨人に立ち向かう調査兵団のメンバーを主人公とした物語。2012年に「このマンガが凄(すご)い大賞」に選ばれ、2013年にアニメ化、来夏には実写映画の公開が予定されている。

 東京・上野の森美術館で現在開催中の同展。20日間で延べ10万人を突破するほどの人気を集めている。上野に続き2カ所目の開催地に原作者・諫山創さんの出身地である大分「WALL OITA」が選ばれた。

 作品の原画、原作で未登場となる新キャラクターの生原稿のほか、諫山さんが子ども時代に描いた絵や影響を受けた作品などルーツとなるものを展示。音や光、風、振動などをリンクさせた映像で巨人に襲われる恐怖感が味わえる「恐怖体感シアター」や、原画と組み合わせたプロジェクションマッピングで表現された「エレンの闘い」、超大型巨人の手と肩から上を実物大で造形化したものも展開。エルゼの手帳、サシャの芋など作中に登場するアイテムも再現し、立体機動装置はワイヤーが壁に突き刺さっているなど、こだわりを見せる。人類最強の兵士リヴァイが持つブレードやヒロインのミカサがいつも身に着けているマフラーなど触ることのできるアイテムもあり、館内の多くは撮影可能となっている。

 別料金で、ヘッドマウントディスプレー「オキュラソリスト」を装着し360℃で3D映像を体感できる「360℃体感シアター『哮』」も展開。主人公のエレンが巨人化しウォール・ローゼの壁穴をふさぐシーンで、ミカサやアルミンとともに調査兵団の一員となる仮想現実空間が味わえる。

 制作委員会のスタッフは「ついに『進撃の巨人展』が大分に進撃する。来年の夏は、ぜひ、全身でその世界をお楽しみいただければ」と来場を呼び掛ける。「体感シアターでは本当に物語の空間に入り込んだ感覚を得られる。現在もすごい人気で長蛇の列。大分でも楽しんでもらいたい」とも。

 開催期間は2015年8月30日までを予定。

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