大分市役所(大分市荷揚町2、TEL 097-534-6111)で1月31日から、1講座1人限定の特別講座「現代アートはどこから来たのか」が開催される。
現代美術作家の眞島竜男さんが講師を務め、「おおいたトイレンナーレ」出品作品制作の一環として企画された同講座。テーマに沿って約1時間、マンツーマンでレクチャーする。眞島さんは東京都出身。アーティスト活動や大学講師も務め、2011年には別府のアーティスト支援施設「清島アパート」に入居経験もある。
「おおいたトイレンナーレ」は3年に1度開催される国際美術展覧会「トリエンナーレ」とトイレをもじった造語。「異文化を受け入れてきた歴史を持つ大分市で、見たことのない街の機能を生かした大分らしいアートフェスティバルを」と、来夏7月18日から約2カ月間にわたり開催される予定のアートイベントで、作品の制作など市民に幅広く参加してもらおうと企画された。
市商工労政課の佐藤栄介さんは「大分県立美術館の開館もあり、アートなどの文化振興による街づくりが注目を集めている。アートに関して興味を少しでも持っている方は、この機会に参加してほしい」と参加を呼び掛ける。
特別講座は31日=13時~、15時~、17時~。2月1日=13時~、15時~の計5回。いずれも1講座につき定員1人。参加無料。講座の様子は固定カメラで撮影され、眞島さんの「大分トイレンナーレ」出品作品として使用・公開する場合がある(講師のみ撮影し、受講者は声のみの記録を予定)。申し込みはBEPPU PROJECT(別府市野口元町2、TEL 0977-22-3560)で受け付ける。