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東九州自動車道・佐伯IC~蒲江IC間に物販所「海べ」-PAの役割も

3月20日にオープンするかまえインターパーク海(あま)べ

3月20日にオープンするかまえインターパーク海(あま)べ

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 東九州自動車道の佐伯IC~蒲江IC間が3月21日に開通するのに先駆け同20日、かまえインターパーク海(あま)べ(佐伯市蒲江、TEL 0972-44-5515)がオープンする。経営は地元有志で共同出資して設立した「海べ」。

れすとらん笑魚(わらいよ)から見える猪串湾

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 同パークは蒲江ICから約800メートル離れた名護屋地区に建設され、敷地面積は9800平方メートル。駐車場は121台、トイレや観光案内所も併設されている。

 東九州自動車道は、松岡PA(大分市)から川南PA(宮崎県川南町)の約150キロメートル区間でPAがないため、トイレと駐車場を開放してPAの役割も担う。

 物販所の店舗面積は220平方メートル。主に佐伯市内の生産加工業者150社が参加し、佐伯地域の農林水産物や加工品をメーンに販売する。店舗軒先の水槽と店内の鮮魚コーナーでは、名護屋地区の定置網で捕れる魚を販売。3枚おろしなどの処理サービスも行う。隣接するテークアウトコーナーでは、すり身天なども販売する。

 物販所に隣接したレストラン笑魚(わらいよ)も同時オープン。店舗面積は144平方メートル、席数は約92席。刺し身定食や海鮮丼、すしなど、蒲江地域の新鮮な海の幸を提供し、レストラン外部に設けた海鮮焼き広場では、魚介類・塩干物の炭火焼きが楽しめる。

 海べの戸高社長は「名護屋地区は過疎地域。この施設がきっかけとなり、観光型の漁業を目指したい。地元の方々と協力し合い、一つ上のサービスを心掛けていく。今まで以上に蒲江に足を運んでもらえれば」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は9時~18時。18日・19日はプレオープン、20日はオープニング式典で11時~14時の営業。通常営業は21日から。

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