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大分駅北側に期間限定「まちなか案内所」 木造CLT工法で見物客も

木造CLT工法で作られた「まちなか案内所」

木造CLT工法で作られた「まちなか案内所」

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 大分駅北口駅前広場近くに4月16日、期間限定の「まちなか案内所」がオープンした。運営は大分市や民間企業が共同出資する大分まちなか倶楽部(大分市中央町、TEL 097-573-7377)。

ベンチなどを設置し立ち寄りやすい雰囲気を演出した「まちなか案内所」

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 大分駅ビル「JRおおいたシティ」の開業や大分県立美術館OPAM(オーパム)の開館などで、県内外から大分市を訪れる観光客や買い物客が増加することを見込んで開設した同施設。「週末は100人以上が訪れ、県外客の『おいしい郷土料理の店を教えてほしい』といった問い合わせの対応に追われる」と同施設の本田さん。

 駅ビルと県立美術館の間に位置し、建物は木造のCLT工法による柔らかい木の雰囲気が特徴。施設前にはベンチを設置するなど、気軽に立ち寄りやすい雰囲気を演出している。施設内には県や市の観光パンフレットや地図などの無料冊子を置き、中心市街地の回遊性の向上とPRを図っていく。

 本田さんは「県外客が大幅に増えた。目的の場所を訪れる前に気軽に寄って、観光プランなど相談してもらいたい。大分を有意義に過ごせるお手伝いができれば」と意気込む。「案内所自体も珍しい工法で造られていて、建物を見物に来る人もいる。おしゃれなロゴなども見てもらえれば」とも。

 営業時間は10時~19時。JRの観光誘客キャンペーンがある9月末までの設置を予定している。

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