大分中心市街地の商店街と大型商業施設が共同で取り組む「THEまちなかバーゲン」についての会見が6月19日、開かれた。
JRおおいたシティと県立美術館のオープン効果で「人通りが増えている勢いを持続し広げたいと5月上旬に持ち上がった」と企画委員長の児玉憲明さんは明かす。
実施はガレリア竹町、セントポルタ中央町、府内町3商店街の計5商店街とトキハ本店、大分フォーラス、アミュプラザおおいたの3施設が参加する。
主な取り組みは以下の通り。ガレリア竹町=1,000円以上の買い物客を対象にしたガラポン、合同チラシの作成。セントポルタ中央町=プレミアム付き商品券の加盟店で抽選券配布、まちなか縁日の開催。府内町3商店街=写真共有アプリ「インスタグラム」を使った情報発信、商店街でのポスターの掲出。3施設はバーゲンセールやポイントアップフェア、駐車場サービスなどを用意する。
抽選券の配布やセールなど各商店街や施設ごとに行うが、連携して情報発信、開催時期を合わせるなど一体感を演出する。期間中、中心街の400カ所以上に共通ロゴマークが入ったタペストリーなどを飾る予定のほか、電子掲示板でもPR映像を流す。
児玉さんは「中心街で商店街や大型店がここまで深い連携をするのは全国初と言っても過言ではないのでは。相乗効果を生み出し、市外・県外からさらに多くの人を招き入れ活性化を目指したい」と意気込む。
開催期間は6月26日から約1カ月間を予定している。