大分駅府内中央口広場で8月10日、「おおいた駅夏まつり2015」が開かれた。
年に一度、駅前で「大分の今昔を体感できるイベントをしたい」とJR大分駅が企画し開かれた同イベント。ヲタ芸やダンスパフォーマンス、浴衣ファッションショーなどのステージイベントが開かれた。浴衣ファッションショーに参加した橋本香織さんは「めったに着ることの無い浴衣を着てランウェーを歩くのは初めて。緊張したが良い思い出になった。また参加したい」と話す。
道の駅などが出店し県内の特産品販売や昔ながらの縁日風の露店15店が出店したほか、大分夏の風物詩「府内戦紙(ふないぱっちん)」の山車を飾り、本番さながらに電飾を点灯するなど会場を盛り上げた。
ボランティアでイベントなどの盛り上げに「ジャンピング・スティルト(西洋竹馬)」を足に装着し参加する河野稔さんは「夏休みでもありたくさんの子どもが喜んでくれているのがうれしい」と話す。
祭りのメーンイベントでは、法被や着物姿で大分駅周辺の自治体のメンバーや保存会など約120人が「大友宗麟公像」横に設置されたやぐらを囲み「鶴崎踊」などを披露した。
東大道1丁目自治会の赤松会長は「毎年の楽しみになっている。3世代次いで参加していきたい。街の伝統行事の一つになれば」と期待を寄せる。