大分・津久見のつくみん公園(津久見市港町)で8月22日、「第52回津久見扇子踊り大会」が開かれた。
約450年前ほど前の戦国時代、戦没した勇志や農民の供養のために大友宗麟が創設したと伝えられる同踊り(県指定無形民俗文化財)。「弓を射る」場面やたしなみを装う「合せ鏡」の場面なども表現、自治会や子ども会、企業など32団体、約800人が郷土芸能を披露した。
終盤には市内の企業・団体などから選ばれた19人の「扇子踊り娘」が舞台踊りを披露したほか、「津久見樫の実少年少女合唱団」による扇子踊りをアレンジした歌などで会場を盛り上げた。