大分市アートプラザ(大分市荷揚町3、TEL 097-538-5000)で現在、渡辺おさむさんのフェイク・クリーム・アート作品が販売されている。
アート界の「スイーツ王子」と呼ばれ、フェイク・クリーム・アートの第一人者といわれる渡辺おさむさん。樹脂などの素材で作る本物そっくりのクリームやスイーツをデコレーションし、色鮮やかでおとぎ話のような世界観を演出する。
子どもから大人まで幅広く人気を集め、イタリア、アメリカなどでも個展を開くなど国内外で活躍。9月12日まで同館をメーンに市内飲食店などにも展示に参加し約1カ月間の展覧会も開かれた。
県内で初めて販売するアイテムは11点、「人気作品は販売開始前から問い合わせがあった」と同館イベントディレクターの吉川緑さんは話す。
サイズは15センチ×20センチで、額の中にチョウが飾られた「Sweet butterfly」(5万4,000円)や「MANEKINEKO」(同)、大きいもので縦14センチ×横14センチ×高さ23センチの「Sweet bird-royal blue-」(12万9,600円)などを販売している。
吉川さんは「今後販売できる機会はなかなかない。既に数点は売れているが、貴重な作品がまだそろっている。早い者勝ちなので早めに実際の作品を見て気に入ったものを選んでもらえれば」と話す。
販売は12月27日まで。