大分コンパルホール1階の市民プラザで11月7日、「コンパルBOSAIひろば2015」が開かれる。主催はコンパルホール(大分市府内町1、TEL 097-538-3700)。
「大分市民に防災の知識を学んでもらいたい」と企画した同イベント。「大分市では防災のイベントはあまり開催されていない。同施設での防災関連イベントも今回が初めて」とイベントディレクターの鈴木さんは話す。
「体験しよう」ブースは卵の殻をガラスに見立て、新聞紙でスリッパを作る体験学習、水消火器で的当てゲームなどを企画。「展示をみてみよう」ブースでは、ポンプ車や高所作業車などの展示のほか、小学生限定で消防士の制服を着て記念撮影もできる。防災グッズ・災害パネル展示コーナーでは、防災グッズの説明を予定する。
「非常食カフェ」では、乾パンなどを数量限定で試食できるコーナーを設けるほか、Chibi curryによるカレー、コトリかふぇのキッシュ、オリジナルブリトーhugのブリトーなどの移動販売車も軒を連ねる。
大分県防災活動支援センターの主任研究員の上山容江さんによる講演「家庭用の防災グッズを使い身近にできる防犯対策」(12時30分~13時30分)、東日本大震災で復興活動を行っていた大分チェロ軍団によるミニコンサートも開かれる(13時~14時30分)。
「ワークショップ」ブースでは、手作り灯籠(参加費200円)を作成し、「キャンドルナイト」として展示する(18時~ 21時)。防災体験やクイズに答えてスタンプを集めることで景品がもらえる「パルちゃん防災スタンプラリー」も予定する。
鈴木さんは「大きな災害が続いている昨今、防災について考え学んでほしい。少しでも知れば必ず役に立つ。多くの方に参加してほしい」と呼び掛ける。
開催時間は10時30分~14時(一部22時まで)。雨天時は同館3階多目的ホールに会場を移す。