大分駅府内中央口駅前広場で11月27日、イルミネーション「おおいた　光のファンタジー2015～星降るアベニュー～」の点灯式があった。

点灯したイルミネーション

　「府内中央口通り駅前広場と中央通りを光のアベニューで繋げ、大分市中心部が一体となって『冬の風物詩』を作る」をコンセプトに、商店街や行政でつくる「大分都心まちづくり委員会」が主催。

　駅前広場の屋根の上に、地上からの高さ約30メートルのツリーを設置し、ツリーから落ちる流星を表現。駅前広場、中央通り合わせて約45万球の電球を使用し、装い新たになった大分の初めての冬を煌びやかに彩る。また点在していたイルミネーションの範囲をメインストリートに絞ることで、集約された迫力のある輝きを体感できる。

　点灯式では、スペシャルゲストに、2014年公開のディズニー映画「アナと雪の女王」の主題歌を担当し、同年の第65回紅白歌合戦に初出場した人気アーティストMay Jさんを迎えた。佐藤樹一郎大分市長と来場者が一斉にイルミネーションを点灯させた。その後、May Jさんのミニライブでは、ギャラリーに配られた1000本のミニライトを振る演出で会場に花を添えた。

　コラボレーション企画として同日、大分駅前広場で全8店が軒を連ねる「Christmas Market in Oita2015」が始まった。本場ヨーロッパより直接買い付けた手作りの商品、オリジナルマグカップに注がれたホットワイン、伝統的なクリスマス菓子などを販売するほか、期間中は毎日、多種多様な音楽イベントが用意されている。

　JR大分シティ営業部山崎さん「中央通りと繋げる事により、過去最大級のイルミネーションとなる。大分で初めて開催するクリスマスマーケットと共に楽しんでもらい、クリスマスマーケットの定着を狙いたい。クリスマスを大分で過ごしたいと思ってもらえれば」と期待を寄せる。

　イルミネーションの点灯時間は17時～23時半。1月31日まで。クリスマスマーケットは月～木曜＝17時～21時、金曜＝17時～22時、土曜＝12時～22時、日曜・祝日＝12時～21時。12月25日まで。