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来年の干支にちなんだ生き物、大分・うみたまごで特別展示

来年の干支にちなみ登場した「ダルマオコゼ」

来年の干支にちなみ登場した「ダルマオコゼ」

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 大分マリーンパレス水族館「うみたまご」(大分市神崎、TEL 097-534-1010)2階ワンダーゾーンで12月19日、特別展示「謹賀新年2016~サルにちなんだ生きものたち~」が始まった。

テナガザルを意味する「猿猴(えんこう)」が名前に付いた「猿猴蟹(えんこうがに)」

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 ハロウィーンや、バレンタインなど季節にまつわる展示を行う同館ワンダーゾーンで、毎年年の瀬に新年の干支にちなんだ生き物を紹介する同展。今回は2016年の干支(えと)である「申(さる)」にゆかりのある4種類の生き物を集めている。水槽の周りをしめ縄やたこなどで飾り付け、新年の雰囲気を演出している。

 通常赤褐色が突然変異で金色になった「ダルマオコゼ」(全長約15センチ)は英語でモンキーフィッシュと呼ばれる。そのほか、雄のはさみ脚が長くなることからテナガザルを意味する「猿猴(えんこう)」が名前に付いた「猿猴蟹(えんこうがに)」、正面から見た顔がサルに似ているといわれる「モンツキカエルウオ」などを、正月やサルをイメージして飾られた水槽で紹介している。

 宮崎県宮崎市から観光で訪れた太田由佳さんは「色がきれいで、かわいいだけでなく縁起が良さそう。来年も頑張ろうという気持ちになれた」と笑顔を見せる。

 同館飼育部魚類グループの水田琴美さんは「毎年展示を見に来る方や、かわいいと喜んでくださる方がたくさんいてうれしい。かわいらしく飾った水槽の中で泳ぐ、海の『サル』を見て正月を感じてもらえれば」と来館を呼び掛ける。

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