大分のローカルヒーロー「パワーシティオーイタ」を運営するNPOおおいたヒーローズアトラクションクリエイティブが現在、スーツアクターを募集している。
2000年にヒーロー好きが集まり発足した同NPO。昨年10周年を迎え、キャラクターショーを中心としたさまざまな活動を展開する。大分名物を模した怪人や大分弁で会話するなど地元要素が盛り込まれたショーが人気を集め、昨年は年間66ステージに出演し県内外のイベントに呼ばれるなど人気を集める。
同NPOの羽田野勝利代表は「大分で面白いことをやりたいと立ち上げたが、当初はお願いして何とかイベントに出演させてもらっていた。これまでの活動により活躍の場も広がってきた」と振り返る。「これまでの活動を新しい人に伝え、新たな担い手を増やしたい」と募集に至った。
団体のコンセプトは「ヒーローが好き。ヒーローを通じて子どもたちを喜ばせ、活動を通じて地域活性に貢献する」で、「元気ある大分をアピールする」ことを目的に活動する。団体名はアクションだけでなく関わる全ての人がクリエーターとして、それぞれの分野で能力を生かし発揮してほしいという思いから付けた。
応募資格は団体の趣旨を理解し、一緒に頑張ってくれる人、ヒーロー好きや子ども好き、体を動かすのが好きな人、平日の練習や土曜・日曜のイベントに積極的に参加できる人としている。
羽田野代表は「ご当地ヒーローは年々増加傾向。衣装もそうだが、アクションや音楽、造形など全てにおいてクオリティーは高くなってきている」と話す。「ヒーローが好きな人と一緒に大分をさらに面白くしていきたい。気軽に応募してもらえれば」と呼び掛ける。
応募はメールで受け付ける。定員は若干数で、決まり次第募集終了。