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別府の夏の風物詩、「火の海まつり」に名称復活 超巨大温泉スライダーも

別府、夏の風物詩「火の海まつり」フライヤー

別府、夏の風物詩「火の海まつり」フライヤー

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 別府海門寺公園(別府市北浜2)一帯で7月29日~31日、夏の風物詩「火の海まつり」が開かれる。

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 海門寺公園をメイン会場に駅前通り会場、的ヶ浜公園スパビーチなど3会場で開く同イベント。今年は祭りの名称を「夏の宵まつり」から、かつて別府のにぎわいを集めた祭りの名称「火の海まつり」に変更し、いまだ残る熊本地震による風評被害を払拭(ふっしょく)しようと取り組む。

 海門寺公園を「別府屋台村」として、みこし神事などのセレモニーにより始まり、さまざまなステージイベントを展開。駅前通り会場の「夕涼みワイワイ市」(29日・30日)では、国際観光温泉文化都市ならではの多国籍メニューなどの露店が軒を連ねる。

 スパビーチ会場では世界的に有名な太鼓集団DRUM TAOによるパフォーマンス「熊本・大分復興支援DRUM TAO LIVE STAGE」(30日)を開くほか、企業などの各種団体や多くの留学生が参加する「納涼音頭大会」(31日)、今年は規模を拡大し例年約5000発を7000発の打ち上げる「納涼花火大会」(同)を予定している。

 観光協会の佐藤大輔係長は「今年は復興を目標に地域の人達とも共同して取り組んでいる。祭りはいつも以上にグレードアップし、観光クーポンなどで徐々に復興の兆しが見える別府のにぎわいを早く取り戻せれば」と期待を込める。

 同時開催として昨年、九州初の開催で話題を集めた「スライド・ザ・シティ」も別府公園で開く。

 開催時間は会場・イベントにより異なる。詳しくは別府市観光情報サイト「温泉ハイスタンダード!極楽地獄 別府」で確認できる。

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