大分中心市街地で9月30日~10月2日、「まちなかアート遊園地」が開かれる。主催は大分市美術館(大分市上野町、TEL 097-554-5800)。
アートを通して中心市街地を盛り上げようと初めて企画された同イベント。市美術館をはじめ、県立美術館、大分銀行宗麟館、大分駅府内中央口(北口)広場のほか、中心市街地の飲食店などを会場に開く。
期間中、「アートと遊び」をキーワードに大分県内外在住のアーティスト約25人と関係者が展示やワークショップなどを開催。市内各所に用意されたポイントを、「遊園地のアトラクションを巡るように楽しんでほしい」と中心市街地循環バス「大分きゃんばす」の利用促進につなげる試みとしても取り組む。
同館の長田(おさだ)さんは「公共機関や営業中の店舗オーナーなどからも協力を得ることができた。食事や買い物以外でも中心市街地のにぎわい創出としてアートを通して盛り上げていきたい」と意気込む。「イベントを通して、参加者それぞれが新たな街の魅力に気付いてもらうきっかけになれば」とも。
入場料、展示などの開催時間は各店によって異なる。詳しくはホームページで確認できる。10月2日まで。
主催者は現在、中心市街地循環バス「大分きゃんばす」を利用して、まちなかアート遊園地の各ポイントを回る「まちなかアート遊園地会場めぐりツアー」の参加者を募集している。