大分の中心市街地で10月22日・23日の2日間、秋恒例の音楽イベント「おおいた夢色音楽祭2016」が開かれる。
年間を通して音楽があふれ、道行く人が心和むような「音楽のまち大分」の実現を目的に2008年に始まった同イベントは今回で8回目。
市内の若草公園やホルトホール大分周辺、商店街のほか、昨年整備された大分駅ビル前の大分駅府内中央口広場みんなのステージなど33カ所にストリートステージを設置する「みゅーじふるたうん」に、東京や県内外から集まったプロ・アマ約250組、1000人を超えるミュージシャンが出演し、100人を超える運営ボランティアが参加する。
若草公園では、「リズみんの夢色レストラン」で毎年好評の音楽祭限定「夢色カクテル」を3種類用意するほか、ご当地グルメの屋台などが軒を連ねる。
ミュージシャンの「夢」を応援する「夢色ミュージックコンテスト」では全国36組の応募の中から1次・2次予選を通過した約10組が出演し演奏を披露しグランプリを競う。
スペシャルライブ「ファイナルナイト・ジャム」(23日18時~)のメインゲストには、シンガー・ソングライターの上田正樹さん、ジャズバンド「ザ・ショッキング」、武漢市からミュージシャンを招き、ステージライブを予定している。
そのほか、各会場を周遊するスタンプラリーや人気スマホゲーム「ポケモンGO」を利用したイベントも予定している。
実行委員会の佐藤実梨(みのり)さんは「期間中大分の中心市街地は音楽で包まれる。普段目の前で音楽演奏を見る機会が少ない人でも立ち止まって音楽の親しみやすさを感じてもらいたい。多くのお客さまとミュージシャンが共に楽しめる音楽祭になれば」と期待を込める。
開催時間は11時~20時(会場により開始・終了時間が異なる)。