大分商業高校商業調査部の学生と大分ラー麺’S倶楽部などが共同で開発した「大商(だいしょう)ラーメン」が2月25日、ガレリア竹町ドーム広場(大分市中央町)で初めて販売される。
昨年9月に別府市で開かれた「第2回大分ラー麺’Sフェス」で大分県産の食材「ニラ」を活用した「大分ニラの魚介鶏だし醤油(しょうゆ)ラーメン」を同倶楽部、ラーメン店店主などと共同で開発。同フェスで好評を得て倶楽部側から学生に「実際のマーケティングを経験してほしい」と常時販売できる商品展開を持ちかけ開発に至ったという。
当初の発売は昨年11月ごろを予定していたが、賞味期限や品質確保などへこだわったほか、市内で漬物の製造販売を手掛ける社会福祉法人ひまわり畑の協力も得て、ようやく発売にこぎ着けた。
商品名は「大商ラーメン」(2食入り)、パッケージには法被を着た同校生徒や校章などをあしらう。内容はめん、スープ、ニラキムチ、のり入り。価格は1,080円。
大分ラー麺’S倶楽部代表の田村将治さんは「高校生のアイデアを形にした。夢の一杯を、ぜひ堪能してもらえれば」と呼び掛ける。
発売開始は10時。初日は200箱の販売を目標に据える。