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大分市の県民の森でラベンダー祭 無料刈り取りに苗が当たる抽選会も

園内に香りを漂わせるラベンダー(6月17日12時10分撮影)

園内に香りを漂わせるラベンダー(6月17日12時10分撮影)

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 大分市の大分県県民の森・平成森林公園香りの広場(大分市荷尾杵)で6月23日・24日、ラベンダー観賞祭が開かれる。

開花が始まったラベンダー(17日12時撮影)

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 県民の森は、約4500万平方メートルの広大な山岳森林地帯に、平成森林公園、青少年の森、神角寺展望の丘の3つのゾーンを展開している。このうち同公園には、大分市立のつはる少年自然の家、キャンプ場、さくら園、全国植樹祭記念公園などがあり、約1万3000平方メートルの香りの広場には7200株のラベンダーが植栽されている。

 観賞祭は毎年見頃を迎える6月下旬に開催しており、今年で25回目。ラベンダーの刈り取りなどさまざまな無料イベントを行う。例年約2000人が来場する。

 県民の森管理事務所(大分市廻栖野、TEL 097-588-0656)によると、今年は開花を確認した17日現在、色づきは6分で、すでに園内にはラベンダーの香りが漂っているという。観賞祭を含んだ19日~25日を「見頃」とする自由観賞期間に設定している。

 観賞祭では両日10時から、約100本を採取できる刈り取り体験、苗やドライフラワーなどが当たる抽選会や草花の名前当てクイズを実施。24日は10時から園芸相談、ラベンダークラフト作り(材料費必要)、10時10分から同園内の草花を観察するウオーキングイベントを行う。11時30分と13時からは寄せ鉢を作るガーデニング教室(各50組、500円)も開く。会場では鶏飯いなりや飲料を数量限定で販売。同事務所の三瀬晶さんは「観賞祭にはちょうど満開を迎えていると思う。ラベンダーの香りと収穫を楽しんでほしい」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は10時~16時。入場無料だが、緑の募金(100円)への協力が必要。会場となる香りの広場は、管理事務所やキャンプ場とは距離が離れた別の場所にあるので、来場時には住所や位置確認などの注意が必要。当日はさくら園などを臨時駐車場として開放し、会場までの無料シャトルバスを15分間隔で運行する。毎週月曜は休園日で事務所は閉じているが、同公園への出入りは可能。開園時間は8時30分~17時。

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