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大分市で「食育推進全国大会」開幕 飲食&体験ブース大にぎわい

葛西さんとランチをともにしたロングテーブル

葛西さんとランチをともにしたロングテーブル

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 JR大分駅周辺とJ:COMホルトホール(大分市金池南1)で6月23日、「第13回食育推進全国大会 in おおいた」が始まった。

来場者でにぎわう飲食ブース(別府溝部学園高)

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 主催は農林水産省、大分県、同実行委員会。6月の「食育月間」への理解を深める目的で2006年(大阪府)から毎年開いている。大分大会には県内外から125団体が参加。2日間の日程で、大分駅北口の「食べる」、同南口と屋上広場の「体験」、同ホールの「学ぶ」ゾーンで飲食や体験を楽しめる101のブースを設置するほか、シンポジウム、セミナー、ステージイベントなど34の催しを行う。予想来場者数は2万人。

 初日の北口広場には大分産の野菜や加工品、郷土料理、高校生のレストランなどの飲食ブースがずらりと並び、詰め掛けた来場者が買い物を楽しんだり、料理に舌鼓を打ったりした。

 12時からはスキージャンプ界の「レジェンド」葛西紀明さんを招いたロングテーブルが行われた。前日に大分入りしたという葛西さんは「昨日は大分名物を自分で調べてとり天、冷麺、焼きそばを食べた。きょうも楽しみ」と話し、会場を沸かせた。イベントでは「いただきます」と発声し、約100人の来場者とともに干したタラの内臓を煮込んだ日田地方の伝統料理「たらおさ」などを味わった。

 ステージイベントでは低温スチームを推進する平山一政さんが「50度洗い」を実演。「ホウレンソウ、モヤシ、シイタケなどを洗うと隠れていた汚れなどが出てくるし、保存期間も延びる」などと説明した。

 「体験」ゾーンには21のブースが並んだ。県漁業協同組合は貝や魚を入れた「活魚のタッチプール」を2つ用意。子どもたちは生きたままの魚を触ったり、持ち上げたりして歓声を上げた。

 12時30分から同ホールの大ホールで行われた開会式では「馬場子供神楽」が勇壮な舞を披露したほか、農林水産省の「第2回食育活動表彰」を受賞した、佐伯市食育推進会議、育ドル娘&育ドルDream(別府短大食物栄養科)、SKO48(佐伯・菌ちゃん野菜・応援団)の表彰式を開催。14時から葛西さんの講演、シンポジウムなどが開かれた。

 24日の開場時間は10時~16時。12時からシャンソン歌手で料理愛好家として知られる平野レミさんとランチをともにするロングテーブル、12時30分から「明治150年シンポジウム」、13時45分からは平野さんによるトークショー、14時から独自の健康法を説く南雲吉則さんのステージイベントなどがある。入場無料。

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