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アイラブグリーン大分が「おしどり渓谷」遊歩道補修 のんびり癒やしコース復活

パワーショベルを使った遊歩道の復旧作業

パワーショベルを使った遊歩道の復旧作業

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 環境保全活動などに取り組むNPO法人「アイラブグリーン大分」が8月26日、豪雨などで一部崩壊していた「おしどり渓谷」(大分市塚野)遊歩道の復旧作業を行った。

川に崩落した石の積み直し作業(6月17日)

 遊歩道は大分県が管理する県民の森内にあり、大分市が2012年に「おしどり渓谷セラピーロード」として設定している。県民の森管理事務所(同市廻栖野)と青年の森学習展示館(同市上判田)を結ぶ約6キロの道のりで、園田川沿いに広がるおしどり渓谷を望むことができる。

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 水の音を聞きながらのんびりと歩ける癒やしスポットとして人気となっていたが、2017年の九州北部豪雨など度重なる水害に見舞われ、遊歩道表面のアスファルトが流れる、道が大きく陥没する、堤防用に組んだ石が川に崩落するなどの被害を受けていた。

 同法人は遊歩道の保全を独自で行ってきたほか、おしどり渓谷で自然観察会なども開いてきた。今回は、作夏以降の被害を確認する中で「安全に散策するのが難しいレベルまでに崩れている」として復旧に着手。6月17日から同法人メンバーが週末などを利用して作業を進めてきた。復旧作業にはかんぽ生命保険(東京都)から受けた寄付金100万円の一部を当てた。

 26日は8時から12人が参加。パワーショベル3台、ダンプカー2台などを使い、水路に詰まった土砂の除去、えぐられた道の補修を行ったほか、遊歩道沿いを覆うように伸びた草木も伐採した。作業は15時まで続き、最終的には「楽しみながら歩ける道として開通した」。

 二村沢行理事長(69)は「まずは県に報告して安全面を確認してもらう。今後も定期的なチェックが必要」とし、「今日も作業中に5人ぐらいが通っていった。知っている人にはやはり人気のあるコース。これだけ素晴らしい遊歩道が市街地のすぐ近くにあることをもっと知ってほしい」と笑顔で汗を拭っていた。