文具・雑貨用マスキングテープの期間限定ショップ「mt store」が10月15日、JR大分駅ビルのアミュプラザおおいた(大分市要町1、TEL 097-513-1220)1階タイムズスクエアにオープンした。カボスや温泉をモチーフにした大分限定版も並び、連日多くの女性客らでにぎわっている。
「mt」は工業用テープなどを製造するカモ井加工紙(岡山県倉敷市)のオリジナルブランド。県内で「mt store」として本格的に販売するのは初めて。今回はマスキングテープ、幅の広いロール状のラップ、専用のテープカッターなど500種類を並べたほか、ギフトボックス作成(無料)、マスキングテープのつかみ取り(1回500円)、「100円ガチャ」などのコーナーも用意した。
大分限定のマスキングテープ(248円)はカボスをイメージした「アミュプラザ」版のほか、「温泉マナー」「湯気と紅葉」「日本猿」「大分の食」の5種類。コンシューマー課課長の岡本直人さん(50)によると、カボス柄が良く売れるという。
15.5センチ幅のラップ(1,026円)は両端だけにのりが付いており、包装紙のほか、封筒としても活用できる。大分限定版もあり、カボス、手拭い、ホテルの鍵のデザインを用意した。絵の具、クレヨン、色鉛筆の風合いを生かした「アートテープ」(1セット1,944円~)も人気。岡本さんは「後ろが透けて見えるので、重ね貼りをしてさまざまな色合いを楽しむことができる」と説明する。
店外には、用意されたマスキングテープを使ってギフトボックスを作る無料の体験コーナーを設置。つかみ取りは「10個以上は取れるし、レアな非売品も入っているので挑戦してほしい」と岡本さん。「100円ガチャ」には限定品の当たり券が入っているという。
オープン以降、昼間は主婦、夕方以降は高校生や会社員らで連日いっぱいになり、中には大分限定品を求めて県外から足を運ぶファンも多いという。岡本さんは「店内の装飾やモビールなどの飾りにも力を入れた。大分ならではの空間でテープ選びを楽しんでほしい」と来店を呼び掛ける。
営業時間は10時~20時30分(土曜・日曜は21時まで)。今月28日まで。