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大分県の護国神社で恒例の「すす払い」 新年へ準備着々

社殿に積もったすすを払う仕女ら

社殿に積もったすすを払う仕女ら

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 大分市の大分県護国神社(大分市牧、TEL 097-558-3096)で12月25日、年末恒例の「すす払い」があった。神職ら7人が社殿などにたまった1年分のほこりを落とし、新年に備えた。

大しめ縄を作る地域ボランティア

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 毎年12月25日に実施。今年は9時から御煤払祭(みすすはらいさい)を行った後、神職4人と仕女(しじょ)3人が長さ約4メートルの「斎竹(いみだけ)」を使い、本殿や拝殿、神門に積もったちりなどを払い落とした。

 境内では、拝殿前を飾る「大しめ縄」の製作と取り換え作業も並行して行われた。地域のボランティア約30人が参加。手分けをして、稲わらから長さ約11メートル、重さ約200キロのしめ縄作りなどに取り組んだ。八坂秀史宮司は「今年はいろいろと災いが多かった。来年は穏やかで平安な年になってほしい」と話した。

 同神社では、来年の正月三が日の参拝客を29万人と見込んでいる。1月1日は、0時から熊手や破魔矢などが付いた福みくじ(600円)を限定2000本で販売。9時から初舞を披露する。2日は10時から初神楽と餅まき、12時から大分高書道部による書き初めがある。3日は12時から太鼓初打ちを行う。

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