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大分市でスタートアップ&クリエーティブ月間 起業ヒントぎっしり9イベント

9イベントを行う「大分スタートアップ・クリエーティブ・マンス」

9イベントを行う「大分スタートアップ・クリエーティブ・マンス」

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 新しいビジネスの芽を育てる「OITA STARTUP CREATIVE MONTH(大分スタートアップ・クリエーティブ・マンス) 2019」が2月1日、大分市内で始まる。講演会やパネルディスカッション、アイデアを披露するプレゼンテーションなど、起業や新事業展開などにつながる9つのイベントを1カ月間に集中して展開する。

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 大分県、大分市、おおいたスタートアップセンターが主催。年度末期に開かれていた起業やクリエーティブ関連のイベントに新しい催しを加えて「月間」を設定した。3月1日までの週末を中心に大分市内の4会場で開催。県経営創造・金融課によると「『スタートアップ』と『クリエーティブ』の親和性に着目した。さらなる相乗効果が期待できる」という。

 2月16日・17日にホテル日航大分オアシスタワー(大分市高砂町2)の5階孔雀の間で「Yukemuri Startup Summit(湯けむりスタートアップサミット)」を初開催。初日は起業を目指す留学生が投資会社や金融機関に事業内容を発表する。このほか基調講演、パネルディスカッション、交流会などを行う。17日は業界のトップクラスの投資会社や大企業によるセッション、県内で新事業を展開しているベンチャー企業など5社の発表会を開く。

 2月1日はiichiko総合文化センター(大分市高砂町2)のアトリウムプラザで「STARTUP FES(スタートアップフェス)」を開催。県内の各地で新しい仕事を生み出している起業家のブース展示やパネルディスカッションを行う。9日は大分銀行宗麟館(大分市東大道1)の5階会議室で「おおいたクリエイティブ実践カレッジ」が「乾ししいたけの消費量アップ」をテーマとしたプレゼンテーションを一般公開する。

 22日はオアシスタワー3階紅梅の間で「第2回おおいたスタートアップウーマンアワード」を開く。起業を目指す女性をサポートする取り組みで、当日は最終選考会としてファイナリスト(予定10人)がそれぞれのアイデアや事業についてプレゼンテーションする。

 このほかのイベントも含めて参加は無料(交流会など一部有料)。事前予約が必要なイベントもある。

 県では、2015年度におおいたスタートアップセンターを設置して県民の創業を支援。2017年度までの3カ年で目標の1500件を上回る1635件の結果を残している。県経営創造・金融課ではこうした創業機運の高まりを受け、イベントの盛り上がりにも期待。「個人事業主、中小企業、留学生、女性など、切り口も多様。起業や新しいビジネスにつながるヒントや最先端の情報に直接触れることができる機会なのでぜひ足を運んでほしい」と呼び掛けている。

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