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大分県のおおいた動物愛護センターが開所イベント 「新拠点に親しんで」

「新拠点を体感してほしい」と語る佐伯所長

「新拠点を体感してほしい」と語る佐伯所長

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 おおいた動物愛護センター(大分市廻栖野、TEL 097-588-1122)は開所日の2月17日、一般を対象としたオープニングイベントを開催する。猫関連のコーナーを設けるほか、犬のしつけやアジリティー実演などを行い、新しい拠点施設に親しんでもらう。

オープニングイベントを行う「おおいた動物愛護センター」

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 午前中に関係者約60人を招いて式典を開く。10時のテープカット後、広瀬勝貞大分県知事、佐藤樹一郎大分市長らがあいさつ。同センターのロゴマークとキャッチフレーズを発表し、大分市野津原小と横瀬小の児童が施設への期待の言葉を述べる。

 一般への開放は12時から。施設の一部を使ったイベントを実施する。管理棟では図書資料室で「いきなりニャンコ展」として絵本の読み聞かせ会、猫写真コンテスト、写真展、猫雑貨展などを開く。大会議室では13時からドッグランと譲渡会の説明を2回ずつ行う。

 動物保護棟ではふれあいホールでペット食事相談会がある。飼育モデル室内の猫の生活、トリミング室でのグルーミング作業、屋外広場での犬のしつけ実演を見学できる。施設で引き取って譲渡用に飼育している犬や猫に触れることはできない。

 みどりの広場とドッグランは10時から開放。みどりの広場では12時30分と13時30分から犬の障害物競走競技「アジリティー」を実演する。ドッグランの利用は事前登録が必要。

 このほか施設内を巡るスタンプラリー参加者やメール会員登録者には犬猫の関連グッズを進呈する予定で、同センターの佐伯久所長は「犬や猫を飼っている人もそうでない人も学んで楽しめるイベントを用意した。来所して新しい施設について知ってほしい」と呼び掛ける。

 大分県と大分市が共同設置・運営。敷地面積は約1万9500平方メートルで、管理棟、動物保護棟、ドッグラン、多目的広場などを備える。動物との共生を推進する施設として、犬や猫の引き取り・収容・返還、苦情や相談の受け付け、飼い主指導、避妊去勢手術、譲渡会や講習会の開催などを行う。一般向けの展示情報コーナー、ふれあいホールのほか、業務エリアに引き取り時の状態を確認するトリアージ室、処置室、隔離室、観察室、手術室、譲渡用飼養室などがある。利用時間は9時~16時(月曜・年末年始休業)、多目的広場は17時まで(年末年始休業)。犬の登録・相談業務は月曜~金曜の8時30分~17時15分。

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