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大分県と市が「おおいた動物愛護センター」開所 人と動物の心つなぐ施設に

初日からにぎわいを見せたドッグラン

初日からにぎわいを見せたドッグラン

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 譲渡などで犬や猫の命をつなぐ「おおいた動物愛護センター」(大分市廻栖野、TEL 097-588-1122)が2月17日、開所した。

おおいた動物愛護センターのロゴマーク

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 大分県と大分市が人と動物の共生を目的に共同設置・運営する。敷地面積は約1万9500平方メートルで、管理棟、動物保護棟、ドッグランなどを備える。犬や猫の引き取り・収容・返還、苦情や相談の受け付け、飼い主指導、避妊去勢手術、譲渡会や講習会などを行う。総事業費は約10億円。

 10時から行われた開所式には広瀬勝貞県知事、佐藤樹一郎大分市長ら約100人が出席。来賓の藏内勇夫日本獣医師会会長が「施設の素晴らしさに驚いた。日本を代表するセンターにしてほしい」とあいさつ。野津原小6年の安東結人さんが「殺処分される犬や猫が減るとうれしい。動物に優しい町になってほしい」、横瀬小6年の二宮綾音さんが「命は人も動物も同じ。動物について考える施設ができて良かった」と期待の言葉を述べた。キャッチコピーの「人と動物 心をつなぐ」とハートマークを使ったロゴマークも発表した。

 12時からは市民向けのイベントを開催。猫関連の写真展や雑貨展などを開いたほか、犬の障害物競走競技「アジリティー」やしつけ教室などを行った。

 好天にも恵まれ、ドッグランのエリアは初日からにぎわった。中・小型犬ゾーンでは飼い主たちが愛犬と一緒に走り回ったり、じゃれ合う姿をカメラに収めたりした。

 譲渡会は3月から毎週日曜に開催予定。引き取りを希望する場合は事前の面談と講習が必要。ドッグランも事前登録制で、利用時間は9時~16時(月曜休業)。犬の登録・相談業務は月曜~金曜の8時30分~17時15分。

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