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大分・杵築の農業文化公園に「青のじゅうたん」 ネモフィラ初お目見え

開花が進む大分農業文化公園のネモフィラ(3月27日11時ごろ撮影)

開花が進む大分農業文化公園のネモフィラ(3月27日11時ごろ撮影)

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 杵築市の大分農業文化公園(杵築市山香町、TEL 0977-28-7111)が初めて育てている50万本のネモフィラが順調に開花している。3月27日現在で三分咲き。来園した県民らが一足早く「青」の景色を楽しんでいる。

かれんな青い花を咲かせるネモフィラ

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 フラワーガーデンのリニューアルの際、来園者の「一面の花畑を見たい」という声を参考に、かれんな青い花を咲かせることで人気のネモフィラを扱うことにした。同公園が1種類の花を広範囲に咲かせるのは初めて。

 ガーデンの敷地5000平方メートルの3分の2を使用。昨年11月に種をまいた後、冬季はシートで覆い、間引いたり雑草を抜いたりして管理に当たってきた。開花後の成長も順調で、今後さらに開花が進むと丘が青一色に染まるという。同公園の世満陽子さんは「初年度なので分からないことが多くて不安だったが、予想以上に順調に育っているのでほっとしている」と笑顔を見せる。

 花の見頃に合わせて4月6日~5月6日の日程で「ネモフィラブルーフェスタ」を開催。6日11時から餅まきを行い、6日・7日は先着1000人に花苗を進呈する。期間中の土日祝日はマルシェや動物触れ合いイベントを開くほか、クイズ大会なども実施する。このほかネモフィラに合わせた青いまんじゅう、焼き菓子、ソフトクリームも販売する。世満さんは「春の空とダム湖の水にネモフィラの青が溶け込むパノラマを楽しんでほしい」と来場を呼び掛けている。

 営業時間は9時30分~17時。火曜休園(4月30日は開園)。入場無料。

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