「平成」から「令和」への改元に合わせたカウントダウンイベントが4月30日深夜から大分市の中心街で開かれ、市民や観光客らが乾杯して時代の節目を祝い合った。
改元イベントに合わせて2人の官房長官が登場(都町のラーメンバーキララで)
中央町のガレリア竹町ドーム広場では「令和カウントダウンイベント in まちなか」が開かれた。「平成ありがとう!そして『令和に大乾杯!!』」をサブタイトルに、ライブやじゃんけん大会を実施。書道家の三重野文緒さんはフォークソンググループの「ディアフレンズ」が「時代」を歌うのに合わせて「令和」の文字を書き上げるパフォーマンスを披露した。
カウントダウン前には車いすアスリートの廣道純さん、大分フットボールクラブの榎徹社長らゲストが登場。会場に流した時報に合わせ、0時ちょうどに全員で「レイワ」の掛け声とともに乾杯した。
中心街の飲食店ではオリジナルのイベントを開いた店舗も。都町の「RA-MEN BAR KiRARA(ラーメンバーキララ)」では、常連客らが「令」和にちなんだ「冷」やしラーメンを味わい、乾杯して改元を祝った。
店には「平成」「令和」の書を掲げた2人の「官房長官」も来店。「平成おじさん」の小渕恵三官房長官(当時)に扮して場を盛り上げた大分市の会社員・長屋健さん(48)は「大分に移住して16年。たくさんの友達ができたように平成はいい時代だった。令和も素晴らしい時代にしていきたい」と話していた。