県内外のフラ愛好家が集う「第3回フラフェスティバルin別府」が5月11日、JR別府駅などで始まった。
主催は「大分みらい信用金庫Hula部」など有志でつくる実行委員会(事務局=TEL 090-9656-0513)。別府駅前通商店街振興組合の共催。
温泉地・別府を「ハワイアンムード」で包むイベントとして2017年から開催している。今年は県内、東京都、京都府、福岡県などから合わせて39団体が参加。11日・12日の日程で、別府市の中心街でフラダンスを中心としたさまざまなイベントを開く。
初日は12時から別府駅構内で「ウエルカムステージ」を開いた。大阪のハワイアンバンド「カヘアラニ」がライブ演奏をしたほか、別府市の「フイオマウ・オリオリオマプアナ・フラナニーズ」などのフラチームが南国調の柔らかな踊りで観光客らを引き付けた。
12日は北浜公園(別府市北浜)をメイン会場に開催。9時から18時50分のフィナーレまで間断なくフラチームが登場する。オープニングステージでは「ミス・アロハフラ」のケオニレイさんとハワイアンユニット「マナラニ」が歌と演奏を披露。15時45分からは「別府はやります総踊り!」と題して、北浜公園の演奏を駅や街中に設けたフラステージにも流し、それぞれの会場で一斉に踊るイベントを行う。
会場ではロコモコ、ガーリック・シュリンプ、スパムのおにぎり、ローストチキンといったハワイアン料理を販売。ハワイ関連の雑貨を扱うブースや足湯も用意する。ラグビーW杯日本大会大分開催のPRブースではラグビーボール形のビーチボールの無料配布も行う。
吉野可奈子実行委員長は「北浜公園はハワイ一色になる。おじいちゃん、おばあちゃんを連れてくると喜んでもらえると思う。たくさんの人に南国ムードを味わってほしい」と来場を呼び掛けている。