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JR大分駅ビルで「芸術祭」初開催 「新聞×ガムテ」の創作体験、駅ビルピアノも

新聞紙とガムテープのワークショップ

新聞紙とガムテープのワークショップ

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 JR大分駅ビルのアミュプラザおおいた(大分市要町1、TEL 097-513-1220)で7月25日、ものづくりやピアノ演奏を楽しむ「第1回アミュプラザおおいた芸術祭」が始まった。

ピアノ演奏に合わせて合唱する子どもたち

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 来館者や子どもたちに美術や音楽に触れてもらおうと初開催。1階の「タイムズスクエア」では8月4日までの日程で新聞紙とガムテープで「海の生き物」を作るワークショップを開く。4階の「アミュシティダイニング」には誰でも利用できる「アミュピアノ」を設置している。芸術祭への参加や利用は全て無料。

 1階会場には講師を務めるアーティスト・関口光太郎さん(35)の巨大作品「大人魚姫」を展示。関口さんは「子どもたちに『何か作ってみよう』と思ってもらえる活動にしたい」と話し、新聞紙を破ったり丸めたりしながら子どもたちと創作活動を共にした。関口さんは7月27日・28日、8月3日・4日も来場する。

 ワークショップの開場時間は11時~16時。子どもたちの作品は8月6日から18日まで5階キャッスルゲートで展示する。

 「アミュピアノ」は日出町でジャズライブハウス「Base-1」を営む深田稔さん(67)が「音楽がある楽しい街に」と寄贈。初日のセレモニーでは大分市の桜ヶ丘保育所の園児28人がピアノ演奏に合わせて大きな声で合唱し、来館者らを喜ばせた。

 お披露目に駆け付けた深田さんは「使わずに眠っていたピアノが生き生きとした音を出すのはうれしい。たくさんの人に弾いてもらえれば」と笑顔で話していた。

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