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大分市のアートプラザで穴井佑樹さんデジタル美術展 大分の自然を「光と音で」

雨の表情を光で表現した「in the rain」

雨の表情を光で表現した「in the rain」

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 大分県出身の穴井佑樹さんによるデジタルアート展「自然と光の体験型ミュージアム」が7月23日、アートプラザ(大分市荷揚町3)2階ホールで始まった。音や光で大分の自然を表したインスタレーションが、訪れた人の目を楽しませている。

作品の説明をする穴井さん

 穴井さんは1987(昭和62)年、大分市生まれ。慶応大大学院メディアデザイン研究科修了。在籍時に「チームラボ」でプロダクト開発チームを立ち上げ、著名アーティストのライブ演出などを手掛けた。独立後の2016(平成28)年に活動拠点を九州に移し「non-classic」を設立。近年は「おおいた 光のファンタジー」(2016-2018)の総合監修をはじめ、福岡県の冬季イルミネーション「TENJIN HIKARI SQUARE」、「フェスタ・ルーチェ in 和歌山マリーナシティ」など数多くの空間演出に携わっている。

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 穴井さんの個展は初。会場では星と人のストーリーを紡ぐ「Stardust Memories(スターダスト メモリーズ)」、雨の多彩な表情を光で表した「in the rain(イン ザ レイン)」のほか、大分県を拠点に活動する画家・北村直登さん、美術ユニット・オレクトロニカと共同で手掛けた新作インスタレーションなどを紹介している。

 初日は開会式に続いてギャラリートークがあり、穴井さん、北村さん、オレクトロニカが来場者と共に会場を回った。「breathing(ブリージング)」はオレクトロニカとの共同制作で、県内18市町村それぞれの「音」を仕込んだモビールが来場者の動きによって生じた風で揺らぐ様を楽しむインスタレーション。「大分で暮らしていた頃に感じていた空気や風景を伝えたいと思った」と穴井さん。「in the rain」については「世界中で一番見てもらっている自分の礎のような作品。どしゃ降りの雨が降ったあの日、自分が自然の一部として何を感じていたか。過去との対話装置のような楽しみ方をしてほしい」と解説した。

 開催時間は10時~17時(土曜・日曜、祝日は18時まで)。作品の撮影などは自由。入場料は、一般=1,000円、高校生=700円、小中学生=300円、未就学児無料。9月16日まで。

 期間中、8月10日に穴井さん、北村さん、オレクトロニカによるトークイベント(会場はコンパルホール、未使用観覧券必要。半券不可)、11日にファブラボ大分によるオリジナル灯籠作りのワークショップ(500円、要事前申し込み)などがある。

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