大分市の「祝祭の広場」(大分市府内町1)に11月16日、ドーム型の「魅惑の基地」が登場した。
大分市が仕掛ける実験型イベント「DO.Fes(ド・フェス)」の一環。JR大分駅府内中央口からほど近い公的広場に「憩いの演出」の名称で透明の半球形テント10基を設置した。
直径3.6メートルで高さは2.2メートル。入り口は上下に開閉するファスナーで、テント内にテーブルと椅子4脚を置いている。太陽電池を利用した照明や換気用の小窓も付いている。いつでも誰で利用可能。
暗がりに並ぶ様は、映画や漫画で描かれる「惑星基地」のよう。大分市の30代女性は知人と缶ビールを持ち込んで乾杯。「広いし、暖かいし、周りが暗いと視線も気にならない。秘密基地みたいで楽しい」
11月30日まで。