別府の神楽女湖(別府市志高、TEL 0977-25-3601)で6月21日、ハナショウブ鑑賞会が開かれる。
平安時代に鶴見岳社の歌舞女が住んでいたといわれる湖に浮かぶハナショウブは約80種類で、約1万5000株が湖面を覆う。ハナショウブは4年目になると株分けをして植え替える。
当日、音楽演奏では湯布院のサクソホンユニットが演奏。先着500人限定で「神楽女だんご」と抹茶を振る舞うほか、満開のハナショウブが載ったポストカードなどを配る。
野営担当の菅原さんは「毎年恒例の行事ではあるが、ハナショウブは4年目になると株分けをして植え替えを行い、約1万5000株を保っている。1年、2年、3年と分けた部分で花の付きが違ったり変化を楽しんだりすることもできる。幻想的な神楽女湖をぜひ楽しんでほしい」と来場を呼び掛ける。
「鑑賞会では、この鑑賞期間にしか手に入れることのできない『神楽女だんご』の無料配布と販売も行う。天候が悪くても水滴滴るハナショウブもご覧いただければ」とも。
開催時間は11時~。鑑賞期間は6月7日~7月6日。入場無料(駐車場310円~)。