商店街に置かれたこたつに入って年の瀬を楽しむ「まちなかお座敷大忘年会 ~こたつdeポン!! 2019~」が12月30日、大分市のガレリア竹町ドーム広場(大分市中央町1)で開かれた。
同実行委員会が「街を遊び場に」をテーマに2016(平成28)年から開いている。アーケードの下に敷き詰めた畳の上にこたつを並べて市民らに楽しんでもらう催しで、新しい冬の風物詩として人気となっている。
今年は200枚の畳の上に約70台を用意し、こたつの中に暖を取るための使い捨てカイロ約40個を入れて開放。好きな文字を書く書道イベント、ミニライブなども行った。
大分市中心部の商店街で購入した飲食物のレシートが入場券代わり。ジュースやコーヒーなどを持ち込む親子連れやアルコール類や総菜などを買い込んだグループが次々と訪れ、それぞれのこたつでゲームや忘年会を楽しんだ。
大分市の会社員グループは昨年に続いて利用。40代の男性は「商店街の真ん中で酒が飲めるのは最高。隣りのこたつの人たちとの交流も楽しい」と笑顔で話していた。