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大分県立美術館で作品鑑賞×俳句創作 「芸術鑑賞の視点変わる」

大分県立美術館で開かれた俳句創作イベント

大分県立美術館で開かれた俳句創作イベント

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 美術鑑賞しながら俳句を作る「OPAM de 俳句 in コレクション展」が1月13日、大分市の大分県立美術館OPAM(大分市寿町2、TEL 097-533-4500)で行われ、参加者が「旅」をテーマとした作品群から受けた印象を17文字で表した。

俳句づくりに専念する参加者(大分県立美術館で)

 同美術館3階で開いているコレクション展V「旅する美術」の関連事業。展示作品を題材に、参加者に俳句を読んでもらう企画は同館初。大分市の俳人・草子洗(そうしあらい、本名・立川由紀)さんを講師に招き、参加者の創作と草子洗さんによる講評を行った。

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 初心者から経験者まで11人が参加。草子洗さんから「風景に身を置き、季語を見つけ、自身の体験を紡ごう」とアドバイスを受け、大分ゆかりの田能村竹田、高山辰雄、岩澤重夫、佐藤渓らの作品をじっくりと見て回った。

 参加者は「想像以上に難しい」「芸術を鑑賞する視点が変わる」などとしながら創作に専念。それぞれが約1時間をかけて複数の句を詠み、理由や感想を順に発表していった。

 俳句を始めたばかりという大分市の40代女性は、琵琶湖の竹生島を描いた正井和行の「茫(はるか)」を題材に、島と自分だけの空間を詠んだ。草子洗さんから「『にらめっこ』の言葉選びが面白い」との講評を受け、「句作りのポイントを聞くことができて良かった。他の参加者の創作目線も参考になった」と満足そうに話していた。

 コレクション展V「旅する美術」は2月4日まで。開場時間は10時~19時(金曜・土曜は20時まで)。観覧料は一般=300円、大学生・高校生=200円、中学生以下無料。1月19日に学芸員が作品を解説するギャラリートークがある。