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大分市のラーメン通が情報誌「ズルル」発刊 店の物語満載で「読後の一杯は格別」

無料情報誌「ZURURU」第3号を発刊した田村さん

無料情報誌「ZURURU」第3号を発刊した田村さん

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 大分ラーメンをこよなく愛する田村将治さん(41)が1月10日、無料情報誌「ZURURU(ズルル)」第3号を発刊した。作り手と店の歴史にスポットを当てた一ファンによる「読ませる」力作で、「ストーリーを知って食べる一杯は格別。手に取って一読してほしい」と呼び掛けている。

大分ラーメン無料情報誌「ZURURU」第3号

 田村さんは県内のラーメン好きが集まるコミュニティー「大分ラー麺's倶楽部(くらぶ)」の前代表。大分市で人材派遣会社を経営する傍らで、各種イベントを手掛けるなどして大分のラーメン界を活気づけてきた。ラーメン好きが高じて2017(平成29)年12月に人気店の基本情報を紹介するズルルを個人で創刊。昨年1月には第2号を発刊していた。

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 第3号は前号までのスタイルを変え、「愛着」をテーマに店の歴史や店主の経歴などを特集。人気21店を選び、それぞれの起業、修業、代替わりなどにまつわるストーリーと人気メニューの「実食リポート」を見開きで紹介している。

 昨年10月から約3カ月をかけて取材を重ねた。「一骨家」「壱丁目ラーメン」などの2代目物語、「六盛」の冷麺誕生話など、ストーリー部分はいずれも1000文字前後に及ぶ。「文字に落として表現する作業が大変だったが、その分、読み応えはあると思う」と田村さん。自身が撮影した店や店主、ラーメンの写真のほか、古い写真を借りて添えるなどして記事に厚みを持たせた。

 特集以外にも県内外のお薦め10店をそれぞれの特徴を交えて紹介。巻末には全3号に掲載してきた49店の看板の一杯の写真も並べた。田村さんは「かばんに入れたり、車に置いたりして、『今日はどの店にしようか』『どの店主に会いに行こうか』という使い方をしてもらえるとうれしい」と話す。

 A5判フルカラーで56ページ。発行部数は1万5000部。1月9日から掲載店舗などで配布している。

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