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大分市の高崎山「推しザル」選挙、シャーロット4度目頂点 雄は赤ちゃんアール

人気ザル部門を制したシャーロット(高崎山自然動物園提供)

人気ザル部門を制したシャーロット(高崎山自然動物園提供)

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 大分市の高崎山自然動物園(大分市神崎、TEL 097-532-5010)は1月25日、「サル通が選ぶ2019TNZ選抜総選挙」の結果を発表した。雌を対象とした「人気ザル」部門はシャーロット(4歳)が2年連続4回目の頂点に立った。雄の「イケメン」部門は赤ちゃんザルのアールが制した。

イケメン部門を制したアール(高崎山自然動物園提供)

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 2012年から実施しているサルの人気投票イベント。投票対象のサルは、昨年までは同園スタッフが選んでいたが、今年は事前の募集で「サル通」から推薦のあった両部門10匹ずつを候補としていた。

 人気ザル部門の有効投票総数1923票で、このうちシャーロットは940票を獲得。2位サヤカ(26歳)は254票、3位キュー(2歳)は197票にとどまっており、2015年に英国王女と同じ名付けで話題になった「女王」が健在ぶりを見せつけた。シャーロットは過去2015、2016、2018年に戴冠。

 イケメン部門の有効投票数は1839票。アールはこのうち546票を獲得した。2位は261票のマクレーン(推定26歳)で、3位に234票を獲得したバロン(推定34歳)が入った。昨年5月に生まれたアールは、人気ザル部門を過去2回制しているピーの子でキューの弟。母と姉の人気を後ろ盾に、赤ちゃんのかわいらしさを押し出して票を伸ばした。

 結果を受けて同園は「人気ザル部門は、根強い人気のサルが上位に入った印象。3位のキューや4位のヒトエなどはこれから人気が出そう」と解説。イケメン部門については「昨年1位のゴローが4位、一昨年の覇者ブラックが5位になるなど混戦だった。ボスザル以外にも魅力のある雄がいることを選挙を通してアピールできた」と評した。

 25日は10時から結果発表を行い、上位に入賞したサルの推薦者を表彰した。キューとアールを推し、ダブル受賞を果たした大分市の髙橋翠さん(22)は「月に2回は通ってピー、キュー、アールの親子を応援してきたので本当にうれしい」と笑顔を見せた。

 新しい仕掛けが功を奏し、投票数は過去最低にまで落ち込んでいた前年からほぼ倍増。同園では「サル通の方々が掘り起こしてくれた新しい人気ザルたちを見に来てほしい」としている。

 投票は昨年12月21日から約1カ月間、園内や園のホームページで受け付けた。

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