大分市の吉野梅園(大分市杉原)で2月16日、恒例の「吉野梅まつり」が始まった。初日は雨天となったが、園内は花をめでながら春の訪れを味わう市民らの姿でにぎわった。
豊後梅(ブンゴウメ)、青軸梅、白加賀、寒紅梅など約450本が植えられた梅の名所。竜が地に伏せた姿に似ていることから名が付いた「臥龍梅(がりゅうばい)」が有名。今年の開花は例年よりも早めで、広場の花は六、七分咲きとなっている。3連休を迎える22日ごろから見頃を迎えるという。
祭りは同実行委員会(問い合わせ先・大南支所 TEL097-597-1000)の主催。梅の開花時期に合わせて毎年行われており、開催期間中の毎日曜日に神楽や和太鼓イベントなどを実施する。
初日は雨天となったが、午前中から親子連れやグループらが次々と来園。かれんにほころんだ白やピンクの花々を観賞をしたり、神楽殿で行われた小池原神楽を楽しんだりした。
23日は10時から二目川神楽、13時からカラオケイベントを行う。3月1日は10時から和太鼓フェスと片島神楽、8日は10時から二目川神楽、13時30分からYOSAKOI踊りがある。売店では梅干しや鶏飯などを販売する。
3月8日まで。入園無料。