大分県臼杵市佐志生(さしう)地区の休耕地に広がる菜の花畑が見頃を迎えている。訪れた人たちは黄色に包まれた安らぎの空間を楽しんでいる。
中野重二さん(61)ら地域おこしを掲げた有志が休耕田や放置されていた畑を借り受け、2016(平成28)年から開墾。昨年春に菜の花、秋にコスモスを一面に咲かせるなどして、市民らの目を楽しませる新しい癒やしのスポットへと作り変えた。
国道217号線に近く、JR佐志生駅からは徒歩約10分。広さは約3500平方メートル。畑の中には細い小道が何本かあり、菜の花に囲まれた写真なども撮影することもできる。
「新型コロナウイルスの影響で遊びに行く所がないという家族も訪れる」と中野さん。「静かで空気も良い。来週末までが見頃」とも。
駐車場あり。問い合わせは中野さん(TEL 090-6035-8148)まで。