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別府タワーでバーチャルキャラの一日限定カフェ 「別府タワーちゃん」一色に

来場を呼び掛ける津末さん

来場を呼び掛ける津末さん

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 別府タワー(別府市北浜3、TEL0977-21-3939)を擬人化した「別府タワーちゃん」の一日限定カフェが7月26日、タワー16階にある展望ラウンジ「CELINE(セリーネ)」で開かれる。バーチャルキャラクターに扮したスタッフがオリジナルメニューを提供し、タワーと別府をPRする。

「別府タワーちゃん」が呼び掛ける「別府タワーカフェ」のチラシ

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 「別府タワーちゃん」はタワーを運営する別府観光の常務・津末聖士郎さん(37)の発案で2018年に誕生。「本来は90メートルで63歳。人間サイズ時は159センチで20歳。プリン好きの酒豪」というキャラクター。ツイッターなどを通してタワーや観光地・別府の情報を発信しており、サブカルチャーファンを中心に話題となっている。

 今年5月には、新型コロナウイルスの影響を受けながら働く人や企業にエールを送る目的で、県内の他のキャラクターと共に「おおいたバーチャル応援団・大分VcheerS(ブイチアーズ)」を作り、チャリティー活動も開始した。Vチアーズには「一心寺」(大分市)の「桜宮翠」に、今月の九州豪雨で被災した由布市湯布院町の「旅館つるや隠宅」(由布市)の「電脳女将・千鶴」も含まれている。

 限定の「別府タワーカフェ」は多くの人にタワーのことを知ってもらおうと企画。デザート1品にソフトドリンクが付いた「タワーちゃんセット」(700円)、手作り「ミックスジュース」(500円)、セリーネのママを務めていた津末さんの亡き母の味「ママさん直伝カレー」のセット(1,000円)などを提供する。当日は「別府タワーちゃん」の衣装を着た女性3人が接客。オリジナルの「別府タワーちゃん」のクリアファイル(400円)も販売する。

 「セリーネ」は昭和の雰囲気を残した趣のある空間が特徴。一面ガラス張りの展望窓からは別府湾や鶴見岳が見渡せる。津末さんは「これを機に別府タワーに興味を持ってもらえたらうれしい。別府市の観光にも貢献できれば」と話している。

営業時間は11時~18時。

 別府タワーは1957(昭和32)年完成。高さは90m。設計者は通天閣や東京タワーなどを設計した内藤多仲。2007年に国の登録有形文化財に指定。

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