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ルネサンスからモネまで400年を一望 大分県立美術館で西洋絵画展

大分県立美術館OPAMで始まった「西洋絵画400年の旅」

大分県立美術館OPAMで始まった「西洋絵画400年の旅」

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 東京富士美術館のコレクションを紹介する「西洋絵画400年の旅」が7月22日、大分県立美術館OPAM(大分市寿町2、TEL 097-533-4500)で始まった。ルネサンス絵画やモネ、ルノワール、セザンヌら巨匠の作品約80点が並び、西洋絵画史の流れを一望できる内容となっている。

会場にはモネの「睡蓮」も展示

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 東京富士美術館コレクション展実行委員会などの主催。大分県立美術館開館5周年記念事業として開催。

 東京富士美術館は1983(昭和58)年に東京・八王子に開館。16世紀のルネサンスから20世紀の近現代絵画までの西洋絵画などを集めて常設展示している。今回はそのうちの83点を大分に運び、近代以前と近現代の2章に分けて展示。年表などと合わせて「実物で学ぶ西洋絵画史」として紹介している。

 第1章は「絵画のジャンルとランク付け」のテーマで、歴史画、肖像画、風俗画、風景画、静物画の5ジャンルに分けて展示。ナポレオン伝説の「アルプス越え」を描いた「サン=ベルナール峠を越えるボナパルト」(ジャック=ルイ・ダヴィッドの工房)、ゴヤがスペインの王子を描いた肖像画などが並ぶ。2章では「激動の近現代、決まり事の無い世界」として、モネの「睡蓮」など新しい価値観や技法を用いた作品を展示している。

 期間中の7月25日、8月8日・22日、9月5日には学芸員によるギャラリートークがある。時間はいずれも14時から。参加無料。同展観覧券が必要。

 開場時間は10時~19時(金曜・土曜は20時まで)。観覧料は、一般=1,400円、大学生・高校生=1,000円、小中学生500円。9月6日まで。

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