目的に合わせて変化する別府の実験的フリースペース「PUNTO PRECOG」(プントプリコグ、別府市元町3)が、4カ月間の店主を募集している。
同施設は2012年にオープン。これまで短い期間での店主を別府市周辺などで募集、運営していた。出店の業種はさまざまでカフェやパン店、アーティストの展示スペースなどに利用された。
「PUNTO」とはスペイン語で基地という意味。「PRECOG」は、映画「マイノリティーリポート」の先見予知能力者の名前を使用した。英語「precognition」が語源。
店舗面積は1階、2階とも約30平方メートル。1階にはキッチンとトイレが設置されている。その他の備品(カウンター、テーブル、エアコン、食器類など)も使用でき、すぐに店を始めることができる。
運営に関しても、管理人の古原さんが広報やコーディネートなどサポートをする体制を整えている。
古原さんは「今回の全国公募をきっかけにお店を開きたいと考えている熱意、チャレンジ精神のある多くの方に、驚くような企画やお店を提案してほしい。遠方からでも安価に滞在できるアパートもある。マッチングやコラボレーションなどサポートして盛り上げていきたい」と意気込む。
締め切りは6月30日。詳しい募集内容などはホームページで確認できる。