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大分・由布市で日本最古の「湯布院映画祭」 今年は分散・短縮開催

分散・短縮して開催する「第45回湯布院映画祭」

分散・短縮して開催する「第45回湯布院映画祭」

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 日本で最も古いとされる映画祭「第45回湯布院映画祭」が今年も由布市湯布院公民館(由布市湯布院町川上)などで開かれる。新型コロナウイルスの影響で開催が危ぶまれていたが、8月29日に前夜祭、11月14日・15日に本祭と、分散・短縮して開催する。

湯布院映画祭の記念グッズ「冷感・夏マスク」

 実行委員会が地域団体と話し合い、ウイルス対策を徹底した上で全体規模を縮小して行うことにした。「前夜祭+本祭」という構成は例年通りで、それぞれを「夏の陣」「秋の陣」と銘打ち、時期を分けて開催する。

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 前夜祭では、JR由布院駅前特設会場で恒例の野外上映を行う。周防正行監督、本木雅弘さん主演の邦画「ファンシイダンス」を19時30分から上映する。感染防止策として、観賞エリアを設け、入場数も20組(1組4人まで)に制限する。観賞は無料だが整理券が必要。由布駅隣接の由布市ツーリストインフォメーションセンターで配布(先着順)している。

 本祭は例年の3日間開催から1日減らし、作品数を半分にして実施する。両日共に新作3本ずつを上映する予定で、東京に先駆けて公開する作品も用意。上映後にはゲストを招いたシンポジウムも予定している。

 一方で、設定したテーマに合った作品を上映する「特集」、ゲストとの交流を図るパーティーといった例年の企画は実施しない。上映に当たっては入場を制限した上で、作品ごとの入れ替え制なども検討している。本祭については9月上旬までに開催の有無を決め、開催決定後は9月中に詳細を固めるという。

 今年の記念グッズは「冷感・夏マスク」。通気性が高く、何度でも洗えて使えるのが特長という。「YUFUIN CINE FES」のロゴマークがプリントされている。カーボングレーとアイボリーの2カラーセットで2,000円。前夜祭、本祭の会場および事務局で購入できる。郵送での購入も可能。

 事務局では「コロナ禍で大きな打撃を受けた観光地・湯布院に負担をかけず、経費を切り詰めて行うことにした。規模は小さくなるが厳選作を用意するので楽しみにしていてほしい」としている。

 「湯布院映画祭」は地元や大分市のボランティアで作る実行委員会(湯布院映画大分事務局、TEL 097-532-2426)が1976(昭和51)年から開催。上質な日本映画を題材に、毎回テーマを決めて上映。作品に関わる監督や俳優、脚本家らを招き、市民と邦画ファンがシンポジウムやパーティーで交流できる場を設けている。地域映画祭の草分け的存在で、過去には全国に先駆けて「お葬式」(1984年)、「月はどっちに出ている」(1993年)などを取り上げ、「湯布院発」というワードも生み出した。実行委員やボランティアは随時募集している。

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