大分市美術館(大分市大字上野、TEL 097-554-5800)で開催されている岩合光昭写真展「ねこ歩き」の来館者が6月28日、1万人を突破した。
6月6日から開催されている同展は、野生動物の生き生きとした姿を捉えた写真集を刊行し、高い評価を得ている岩合さんがライフワークとして取り組んでいる身近なネコの写真222点(にゃんにゃんにゃん)を厳選して展示。
ギリシャ(22点)やイタリア(20点)など海外で撮影した131点のほか、国内26都道府県で撮影した67点と岩合家のネコ24点が並ぶ。
学芸担当班の岩尾さんは「ネコという身近な題材は親しみやすく大人から子供まで楽しんでいただいている。『かわいい』という声もよく聞こえてくる。全てが野外の自然光で撮影した写真。独特の視点で捉えた写真を楽しんでもらえれば」と来場を呼び掛ける。
会場では関連行事として、一般から募集した「ねこちゃん写真」を簡易展示。また、7月6日には岩合さんの「トーク&サイン会」(要事前申し込み)も開催される他、毎週水曜の14時からは職員による作品解説(約30分)も行われている。
開館時間は10時~18時。入場料は一般=800円、高校生・大学生=600円。中学生以下無料。7月13日まで。