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「別府の『今』を守りたい」 有志がCFでコロナ禍店舗支援

支援を呼び掛ける実行委員(前列左から赤嶺リサさん、中島衣恵さん、後列左から今長さん、吉福さん、中島康之さん)

支援を呼び掛ける実行委員(前列左から赤嶺リサさん、中島衣恵さん、後列左から今長さん、吉福さん、中島康之さん)

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 別府市の有志でつくる「がんばろう!べっぷ」実行委員会(TEL 070-1970-4993)は現在、新型コロナウイルスの影響で売り上げを減らした事業主を支援しようと、インターネットで資金を集めるクラウドファンディング(CF)を展開している。飲食店ほかさまざまな店舗や施設で利用できる寄付金付きチケットなどを用意し、「自分たちの街の『今』を守りたい」と意気込んでいる。

トキハ別府店では現金受付用の申込書を用意

 実行委は吉福工益(のります)さん(40)や今長学さん(38)ら飲食、IT、印刷、金融など多様な業種のメンバー8人で構成。事業主の早急な資金繰りを第一目的に、支援金をいち早く、確実に受け取れるCFの活用を決めた。

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 1月30日から2月27日まで実施。応援金(寄付)を募るほか、先売りチケット(利用券)をリターンに用意する。目標金額は500万円。2月7日現在、飲食店、旅館、ホテル、土産物店、生花店、美容室、病院など約190店(施設)が参加している。プロジェクト終了後、4月上旬をめどに、参加店に経費などを差し引いた分を振り込む。

 支援は「応援金付きチケット」「チケットのみ」「応援金」の3種類。チケットは1口3,000円~5万円(1,000円単位)で、申し込み時に参加店の中から利用店舗を指定する。「応援金付き」は、指定店舗に寄付ができ、チケットも受け取れる。3,000円の場合は寄付1,000円とチケット2,000円、5,000円は2,000円と3,000円など。「チケットのみ」は支援額と同額分のチケットを受け取れる。

 「募金」は1万円から。リターンに手拭いや入浴剤などの温泉グッズを用意する。集めた「募金」は全参加店に分配する。

 支援はCFサイトのほか、トキハ別府店(別府市北浜)1階のサービスカウンターでは直接、現金で受け付ける。チケットは4月中旬以降、支援者に郵送する。利用期間は2022年3月31日まで。参加店舗も随時募集している。

 今長さんは「コロナ第3波とともに中心街からにぎわいが消えてしまった。不安を感じるとともに『できることをしなければ』という思いが湧いた。元気な別府を復活できるよう頑張りたい」と話す。吉福さんも「応援メッセージ1つでも、目に見える形の支援は本当に励みになる。一丸となって別府の灯を守っていきたい」と決意も新た。

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