JR大分駅ビルのアミュプラザおおいた(大分市要町1)の1階に3月5日、スイーツ系の店舗2店がオープンした。「由布院ミルヒ」は焼きたてのチーズケーキなどを提供し、「リンツショコラブティック」では個包装した一口サイズのチョコレートを量り売りする。
「由布院ミルヒ」は洋菓子を製造・販売するミルヒジャパン(由布市湯布院町)が運営。由布市に本店など3店、大分空港店、表参道店(東京)を構えるほか、タイや台湾でも9店舗を展開する。大分駅店は15店目。
「ミルヒ」はドイツ語で牛乳の意味で、材料の牛乳は全て湯布院産を使っている。店舗ではチーズケーキ、プリン、ドーナツ、マドレーヌ、フィナンシェなどを販売する。
看板商品はカップ入りのチーズケーキ「ケーへクーゼン」(180円)。15分ごとに焼きたてを提供する。スフレ、スポンジ、クッキー生地の3層構造を「熱々、とろとろの状態で楽しめる」。冷たいタイプはプレーン(180円)、抹茶(200円)、ショコラ(220円)の3種。
店長の長友順平さん(38)は「大分の中心街で提供することができるのはうれしい。ガラス越しに作っているところもライブ感覚で見られるので、味わいながら楽しんでほしい」と呼び掛ける。
「リンツ」は創業175年というスイス生まれのチョコレートブランド。運営会社はリンツ&シュプルングリージャパン(東京都港区)。大分県内へは初進出で、アミュプラザおおいた店は国内64店舗目。
ソフトチョコレートをコーティングした直径3センチ弱の「リンドール」の量り売り「ピック&ミックス」が特徴。店舗では定番「ミルク」や季節限定品など常時約40種類をそろえる。価格は100グラム(7~8個)781円。
板状のチョコレートは20種類。カカオは45~99%の幅で取りそろえるほか、多様なフレーバーも用意する。価格は572円~。「ギフトに、自身へのご褒美に利用してもらえれば」と同社。
営業時間はアミュプラザおおいたに準ずる。現在は共に10時~20時。