大分の由布川峡谷で7月13日、「第28回由布川峡谷まつり」が開かれる。主催は別府市・由布市。
由布岳と鶴見岳の間を流れる由布川の上流部に位置する同峡谷。別府市東山の「椿」から由布市狭間まで約12キロにわたり深く浸食されている。大分県の指定文化財や「九州百景」にも選べれており、その景観は「手を入れることなく保存」されている。
メーン会場は2つの自治体が合同で主催していることもあり毎年変わり、今年は別府の「椿会場」で開催される。当日は東山太鼓保存会によるアトラクションや1年間の安全を祈願した神事、餅まきなどを予定。
由布市の「猿渡会場」ではスイカの無料配布や地元農産物の直売を行うほか、エノハの炭焼きなどの露店も出店を予定する。
別府市観光課の平松さんは「手を加えられていない峡谷は自然のまま絶景。写真スポットとしても人気がある。まだ見たことの無い方はぜひこの機会に訪れてほしい。自然の涼も体感していただければ」と来場を呼び掛ける。
開催時間は9時30分~。